前回の記事で、だいたいの構図とプレイヤーの思惑を纏めたので、今回は分析の結論編。
独自に裏取った内容が多数含まれてるので、ワロスワロスの精神で。
(0)追加情報
カショギ氏殺害の件で、「遺体を酸で溶かした」という情報が出てきていますが、これはフェイクです。
酸で自体を溶かすのは非常に困難です。
人体を溶かすなら、酸ではなくアルカリ系の薬品ですので、明らかにフェイクといえます。
現在「遺体の写真を公開しないで済む理由」を関係者が模索中と言うことです。
(1)どうしてこんなに情報が錯綜しているのか?
同床異夢の仕掛け人達が複数存在するためです。
前国王派は「サルマーン皇太子を排除して権力回復」を目的としています。
トルコは「前国王派を支援して、イラン、カタール問題の改善」を狙っています。
米民主党は「トランプ政権へ打撃を与えて、中間選挙で勝利すること」の為に動いてます。
ただ調整役がいないので、細部まで詰め切れなかったため、現状のような情報の錯綜する事態になっています。
(2)最終的な決着は?
関係者の殺害もしくは投獄、嘘っぽいシナリオを関係者が「真相が分かった」と口おら合せて幕引き…この流れでしょう。
注目は「サルマーン皇太子指名を外されるか否か」です。
皇太子ではなくなるなら、前国王派の勝利です。
国王はかなり容態が良くないので、周辺が皇太子を切ることでこの局面を切り抜ける可能性は充分にあります。
実際、最近の報道では「皇太子の進退」に言及するものが増えています。
皇太子がそのままなら、国際社会から孤立する可能性があります。
特に、皇太子が自身を守るために粛正を繰り返す場合、中東の盟主の座から降ろされる可能性すらあるでしょう。
(3)米国の思惑と動きは?
トランプ政権は、最終的には皇太子切りで手打ちにする算段です。
民主党は中間選挙のための対トランプ大統領ネガティブイメージ戦略の一環なので、結果がどうなるかに余り興味がありません。
どうやら、ここへ来て「攻撃のネタとしてたいして使えない」と判断したようです。
先日の爆弾騒ぎも民主党が裏から手を回したことは、入手した情報によるとほぼ確定です。
中米・ホンジュラスからアメリカを目指して移動を始めた「キャラバン」と呼ばれる移民の集団の仕掛け人もホンジェラスの左派議員で、ここにもソロス系のキャッシュが入っています。
さらに、ようやく報道になったので書けますが(先日のセミナーでは少し話したのですが)、米最高裁判事カバノー氏のレイプ疑惑事件で、被害者の一人が「カバノー氏には会ったことも無い」と偽証を認めました。
この件の仕掛け人は民主党の重鎮の一人であるダイアン・ファインスタイン上院議員(カリフォルニア州選出)で、中g区人スパイを20年も秘書として「飼っていた」人物です。
ここまで述べた通り、民主党は中間選挙へなりふり構わぬ攻勢をかけています。
日米マスコミは「上院:共和党、下院:民主党」と読んでいるようです。
しかし、前回の記事で書いたように「株価が上がって好景気だと民主党への支持が戻らない」ので、株価下落攻撃を仕方ものの、思ったほど株価が下がりません。
さらに、サンダース氏とヒラリー氏の遺恨はまだ解消していません。
真のリベラルは民主党から離れようという #Walkaway 運動も徐々に拡大しつつあります。
未だにトランプ支持を公言すると職を奪われたり襲われたりする地域もかなりあります。
この件に関しては引き続き世論調査が充分に機能していないと考えて差し支えないでしょう。
このまま26000ドル前後で選挙を迎えるなら、上下院共に共和党の勝利になると分析しています。